子ども時代に音感教育を受けた人が、音楽とは異なる世界で「耳」を使った仕事をされています。たとえば、外国語の同時通訳の仕事がその一つ。ほかにも思いがけない職種で、「音感教育を受けたから役立つこと」があるようです。

現在、公立小学校では、３年になると本格的に英語が始まります。このとき、耳がいい子と、悪い子では、聴こえる音を受け止めて、真似をする能力に差が生じます。聴こえないものは真似をしても、同じ音を出すことができません。木下音感楽院では、聴覚の発達が著しい７歳までに、音感かるたを使った聴覚訓練をおこない、正しく聞いて、正しく模倣する練習を積み重ね、音感能力をつけていいます。